だいたいちょろい

二次元三次元ひとっとび

亀梨和也初のソロコンを終えて

亀梨和也ソロコン「The 一 ~follow me~」、2017/10/30をもって全公演が終了しました。
無事幕が下りてほっとしました。7月から4か月にわたる長丁場、おたくも本人も本当におつかれさまでした。

 

初のソロコン、結局自分自身としては計4回入りました。
初日からもうずいぶん経ったし、私的楽になった名古屋もずいぶん前なのでいろいろ記憶が薄れたり美化されてしまってそうだけど、感じたことを残しておきます。

自担のソロコンとなったときに、どうしてもどうしてもセトリバレ演出バレが嫌で、ネタバレが嫌というよりもそれを最初に目にするのが自分じゃないことが許しがたいみたいな、ぜったいにわたしが最初にみるんだという傲慢すぎる意固地さがあり、それなら意地でも初日に入るしかないと思って、初日に入りました。平日木曜の夜公演。休めたのもそこそこ奇跡だったけどその次の日刀ステライビュだったのしぬかとおもった。2日連続ですきなものを摂取しすぎたなあれ。

初日、1曲1曲はじまるごと、イントロが流れてコンマ数秒であがる悲鳴が、本当にみんなずっとこの人を追ってきた証左でしかなくて、なんだかふと笑えるような泣きたいような、そんな不思議な気持ちになった。
セトリを見ればわかるけど、決して音源化されてきた、映像化された曲ばかりじゃなかった。特にドリボコーナー、当時現場にいなければ聞けなかった曲ばかりで。それでもほぼ全部の曲、イントロの最初の一音で、コンマ数秒でなんの曲か理解してしまう、そういうおたくばっかりで、この人に心を奪われてきた人が、その時々の思い出をたくさん甦らせながら、いまこの場所でこれを新しく胸に刻んで、そうして公演が繰り返されていくんだなあと思うと、なかなかにエモい空間だったのかもしれないとおもう。わたし個人としては公演中はそれほどエモさを感じなかったんだけど。

 

初日幕が下りてまず思ったことは、ああ、やっぱり亀梨和也亀梨和也なんだなあ、ということ。
この感覚をどうにも言葉にすることができそうになくて、文字を打っては消して、打っては消してを繰り返している。これをなんと言葉にすればいいんだ。なんて言葉にしたら伝わるんだ。もどかしい。語彙が追いつかないことがくやしい。
亀梨和也がいままでアイドルとして歩んできた道そのものみたいなセットリストだった。だからといってそこにエモさがあるかっていうとそれとは違ってて、単純にいままでの亀梨和也がやってきたこと、いまの亀梨和也にできること、そのすべてを舞台の上に載せて、それをいちばんおいしい見せ方で見せるよって、ただそれだけだった気がしている。シンプルに「やってきたことをみせる」「できることをみせる」、それを積み上げたらああなった、みたいな。
演出がどうとか、セトリがどうとか、パフォーマンスがどうとか、そういうのも含めた上で、そんな単純なカタチになってる部分を超えたところで、あの舞台上、あの空間にあったものすべてが丸ごと亀梨和也で、いままで亀梨和也として歩んできた「いまの」亀梨和也にしかできないソロコンだった。純度100%、むせ返るほど亀梨和也に満ちた亀梨和也による亀梨和也のコンサート。見てるときは過剰摂取すぎる「亀梨和也」という概念に喘ぐような気持ちだったけど、きっとおそろしく贅沢な空間だった。ちなみに書いてて自分でも亀梨和也ゲシュタルト崩壊しそうになってる。
終わったあと言葉にできないような複雑でとても満ち足りた気持ちで、ああ、あの子がソロで見せるとしたら、と思って持ってきたもの、いままでのなかで大好きだったもの、新しくみせてくれてこれ好きだと思えたもの、結局のところ究極的にすべてが「すき」で構成されたステージ、すさまじくて、ああ、もう満足だ、おなかいっぱい、っておもった。
初日終えたときも、もう一度みたときも、何度振り返っても、不思議なくらい、すきだなあとおもって、すきでいることを納得したし、満たされたし、興奮してるのにとても穏やかで凪いだような気持ちで、ふわふわしているのに、きちんと地に足もついているような、不思議な心地だった。たぶんこれをまとめると「しあわせ」だなんてありがちな言葉に落ち着いてしまうんだろう。「しあわせ」という言葉に潜ませたいこの絶妙なニュアンスを、わたしはうつくしい言葉で表現することができない。
わたし基本的にいいものを見たときは「いいものを見た」という満足感と同じくらい「もっと見たい」という渇きを感じる傾向があるのに、今回満足感が圧倒的に深すぎて、「もっと見たい」という気持ちがあまりにも起きなかった。
わたしの見たかった亀梨和也、浴びるほど見せてもらえた、それだけで、なんだか十分だった気がしている。

 

細かい感想を述べると、タイトルの通りリード曲扱いだったはずのfollow meもえっちですごかったけど、個人的に回数重ねるほど突き刺さって痛くてすきすぎておかしくなりそうだったのはVANILLA KISSの方だった。あまりにも宗教性が高くて、めまいがしそうなほど真っ白くまぶしいのにひたすらじんわりとやさしいの、気が狂ってしまう。
VANILLA KISSの衣装、直前のfollow meでひたすらエロく踊ってたのと同じ衣装で、正面は普通の白いボタンシャツだけど、後ろ側がぱっかり開いてて3か所?4か所?リボンで結んで止める、変形のドレスシャツだったんだけど、リボンを結んだ隙間から背中がみえるんですよね。follow meで赤と緑の照明にさらされている間はとても淫靡で肉感的で性的なイキモノにみえていたのに、VANILLA KISSになって白い照明を浴びて踊っていると、痛々しいほど純粋で穢れのないそっと愛を慈しむ聖母みたいにみえるのがとても不思議だった。聖母じゃなければ、天から遣わされて地上に降り立った無垢な真白い天使。透明度はないのにどこまでも白く染め上げる、あの白はつめたくなくて、あったかい白だった。やさしくてやわらかくて、そっと寄り添うような慈しむようなあたたかさがあるのに、少しだけひとりぼっちのさみしげがある。「ジュエルの月」という歌詞が指し示す通り、月の光のよう。太陽を追いかけてたったひとり夜空で光る、じんわりとあたたかな光。
羽が降ってくるその間を舞うように踊っている間、確かにバックには宇宙sixの6人がいるはずなのに、生きている次元が違うような、一枚背景に薄靄がかかったような、フィルター越しにのぞいているような、くっきりと亀梨和也の異質性が浮かび上がる。やわらかで少し切ない響きをもってハスキーボイスで歌い上げられていくその瞬間、性という概念があまりにも消え失せていた。無垢な少女のようでもあり、少しかなしげな青年のようでもあり。あの瞬間、男性性でも女性性でもない、亀梨和也という生物がそこにいた。
あまりにも真っ白に気高いのでまるで教会に掲げられた宗教画だと思ったくらい、圧倒的宗教性を感じたけど、尊いなんて雑な言葉で説明したくなくて、ただひとりしかいないそのひとがそこにいるだけでいい、存在してくれるだけで、そこにただいてくれるだけでこれ以上ない歓喜が湧き上がってくるの、これを唯一神と呼ばずなんと呼ぶとおもったし、たったそれだけが難しい世界だということは知っていても、一生あのひとのことを追いかけられるなら、それこそがわたしのしあわせに直結してるんだよとおもった。振り返ると気が遠くなるほど、わたしの一生なんかでは引き替えにならない何かを、あのひとからもらっている。泣きたくなるほど、言葉にできない何か。これを表現できないことがとてもくやしい(二度目の語彙不足)
VANILLA KISSで宗教心を募らせすぎた結果、アンコールで笑いながら手を振ってるあの子を見てるだけで胸がいっぱいになって泣きたくなってしまったあの東京フォーラムの夜公演、なんだかわすれたくないんだよ。

 

 

あとは細かい話をちょろちょろと。

・OPクラシックのピアノ音源からはじまるの、一部の層が性癖殴られすぎてしんでないか初日心配になった。かくいうわたしもゲロったひとりだけど。亀梨和也の現場でベートーヴェンからはじまるの、どうかしてない???
・1曲目の16秒、公演はじまる前、ステージ上に椅子がおいてあってまさか、とはおもってたけどほんとにまさかだった。初披露はデビューツアーだったけど、あの頃と声が違うことがいとおしかった。デビューの頃の若くて甘さの滲む、ちょっとつんとしたかわいげのある16秒も大好きだったけど、いまこうして大人になってきく16秒は深さがぜんぜん違うというか、甘さと苦みとさみしさを混ぜ合わせたような複雑な声の温度と色気を感じるのでとてもよかった。離愛のときもおもったけど、昔と今でそれぞれぜんぜん味わいが違うけどそれぞれが大好きで、1曲で二度おいしいというか、長年追いかけている醍醐味だよなあとおもうし、成長をみせてくれるあの子のこと推せる・・・としみじみ感心する。
・離愛でサビのお尻振るところ毎回衣装の裾じゃまだなとおもってたら回によっては自ら裾をまくりあげてお尻をさらしていたのほんとうに我々と気が合うよ亀梨和也
プラティア生でみたことなかった状態から脱出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1うれしい!!!!!!!!!!!!!!!!1今回なかったらほんとにしぬかとおもった音源化してくださいお願いします映像化してくださいお願いしますこれ以上音源求妖怪になりたくないお願いします
・ドリボコーナーあれもこれもすきしかなくてむりだった。ロスマイドリボ版まじで記憶のかなた遠い向こうみたいな感じだったから久しぶりに指揮者みれてさいこうに興奮したしバッドリのメロディー定期的に頭の中をぐるぐるするようになってしまった。演出がドリボ時代とほぼ一緒だったのがすさまじかったな・・・。星の光る空だいすきだったけどまさかやってもらえると思わず初日息をのんだしめちゃくちゃ感動した。
・公演中のMC?だっけ?で何回か亀梨和也が「みんなさあ、最近俺のこと好感度高いいい子ちゃんみたいに思ってるみたいだけど、忘れてない?俺、KAT-TUNだよ」って笑ったところ(ニュアンスで感じ取ってほしい)、しぬほどすきだなとおもった。悪戯っぽくふざけたみたいに笑ってたけど、亀梨和也の多面性を象徴する発言だったと思う。やっぱりあの子、KAT-TUNというパブリックイメージとKAT-TUNであることにプライド持ってるよな。
・まさかバンドコーナー設けてくると思わなくて初日ほんとひっくり返った。なるほどなと思ったけど。日替わりというか回替わり曲、ほんとうにいろいろ歌っててご当地曲とかもあって、おもしろい試みだったけど神戸初日福山さんのスコールだったのが神戸2日目昼でジュリーの時の過ぎゆくままにになったってきいたときは「ランブロは交換できるけどランダムセトリは交換できないんですよ!?!?!?!?」と思った(正直ごめん)。終わりなき旅とかいつかのメリークリスマスとかあれもこれもききたかったけど、自分が入った中ではいちばんメロディーがよかった。中音域の声がすきだなあといつもおもう。せつない感じのニュアンスが出るときの声がいちばんすき。こういうのもソロコンならではだったかもな~とはおもう。
・サムサム演出変わってなくてうれしかったな~~。この曲のやさしさやわらかさ、普通の人がイメージする亀梨和也と対極にありそうだけどきちんと亀梨和也のパフォーマンスとして成立するのは早替えとかアイテムとか細々とした味付けの仕方なのかもしれない。ステッキつかみ損ねたり、小物投げ損ねて蹴り落してたり、ハプニングをちらりとも顔に出さずさくさくと捌いていく仕事人亀梨和也がどの回でも散見されたところがとてもすきだった。
・follow meはとにかくえっちだった性的だった以外の感想がないけど赤い照明に緑のレーザーという演出プラン、身体に悪そうなところがさいこうだった。アメリカのお菓子にありそうな色。ポールダンスはなんか・・・あの性的ないきものすごかったな以外いうことないな・・・さすがセックスシンボルだよ・・・。
・アンコツキノミチ、三日月のオブジェによりかかって出てくるたび、この世界は絵本か童話の世界なんだとおもった。きっとここはゆめのせかい。
・アンコ背中越しのチャンス、いままでのポエミーな感想全部爆裂吹っ飛ばすくらいめちゃくちゃたのしくて、おたくに歌わせるカラオケ方式だったんだけど、歌って踊って「僕らだけのHapiness」ってピースサインを形作るの、ほんとに多幸感に満ちた空間で心の底からたのしかった。

 

セトリみながら思い出して、ひとつずつ辿ってみても、結局ぜんぶぜんぶすき以外言葉にならない。セトリとして特別出来がいいとか演出が凝ってたとかそういうことは思わないけど、あのひとにできるすべてをソロコンという箱に全力で詰め込んだ結果がこれなんだろうなあと思えるので、それだけでなんか満たされてしまう。ちょろいおたくだなほんと。

さて、オーラスでも「see you soon」といった以上、夜明けが近いのでしょう。準備はいいか?Are you ready?彼らは充電期間に入る前にそう聞いてたけど。こちとらいつだって準備は出来てるんだよ。研ぎ澄ました切っ先で切り込んで、銃で派手に撃ち抜いて。早く特効ぶちまけてレーザーを全身で浴びたい。再出航のその日を待ってる。
なんたって、こんだけソロコン楽しんでいたとしても、わたしはきみがKAT-TUN亀梨和也でいる瞬間がいちばんすきだから。
ソロコンという素敵な思い出を抱えて、その日を心待ちにしていようと思います。
おつかれさまでした、たくさんたくさんありがとう。


あ、最後にひとつだけ。
たのむから映像化してくれよな!!!!!!!!!!!!!!!11
せめて、映像がむりならVANILLA KISSかPlastic tearsの音源くらいは救済を!!!!!!!1かみさまジーザス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1これ以上音源映像求妖怪になりたくない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

以上ですありがとうございました。はあ、ほんとすきだな。なんでだろ。すき。

 

The 一 ~follow me~ セットリスト

1.00'00'16
2.離さないで愛
3.Plastic tears
4.w/o notice??
5.Lost my way
6.BAD DREAM
7.1582
8.星の光る空
9.青春アミーゴ
10.愛しているから
11.君と僕
12.SPECIAL HAPPINESS
MC
13.Emerald
14.遙か東の空へ
15.MOON
16.BIRTH
17.LIPS
18.UNLOCK
19.僕らの街で
20.(日替わり曲)
21.someday for somebody
22.SWEET
23.ずっと
24.~Follow me~
25.VANILLA KISS
26.絆

EC1.ツキノミチ
EC2.サヨナラ☆ありがとう
EC3.背中越しのチャンス