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だいたいちょろい

二次元三次元ひとっとび

NEWSコン「White」のセットリストがうつくしい3つの理由

友人のご好意でNEWSコンサート「White」の東京ドームオーラス公演に参戦してきた。
今回はツアー前に発売されたアルバムを基盤にして作りこんできており、ストーリーとコンセプトを強く感じるセットリストで、もうべた褒めしたくなるくらいよかった。
そこで今回は実際セットリストのどこがよかったかということを、3点のうつくしさにまとめてみた。
 
 
○色をテーマとして織り込まれた本編ストーリーの流れがうつくしい
特に今回のセットリストの何がよかったって、この点に尽きる。
Whiteというタイトルのアルバムが発売され、リード曲になったMr.WhiteがOPを飾ることは想像していたが、一方でファンの期待をひたすら煽っていたのが対になるような黒をイメージする「BYAKUYA」だったと思う。
この白と黒という対の世界をどうやって表現していくのか、美恋コンのお城のセットのようなファンタジックでカラフルなアイドルらしい世界に定評のあるNEWSがどのように挑むのか、わたしは興味津々だった。
結果として、色に関する曲が比較的重点的に演出され、それぞれを繋ぐストーリーの流れが非常にうつくしかった。
OPの映像からMr.Whiteにかけて、白い戦闘服で登場したNEWSがweblackという黒の組織と戦うというメインテーマが提示される。ONE~の流れで白はカラフルな世界に色付き*1KAGUYAのPV通りの鮮烈で妖艶な赤が、さくらガールを通過することで薄いピンクのやわらかな花吹雪に溶けていき、BYAKUYA~SuperSONICによる緊迫感ある黒の世界へ突入weblackと戦うNEWSはSNOW EXPRESSとWinterMoonという白い世界で圧倒し黒を白に塗り替え、勝利して迎えたエンディングはSEVEN COLORSのカラフルでハッピーな、NEWSらしい世界。
収まりがよすぎてほんとうに度肝抜かれた。特にMr.Whiteで始まってSEVENCOLORSで終わる展開考えた人は天才。
こんなにもうつくしい流れのあるセットリストは久しぶりにみた。whiteという「色」を掲げたコンサートにふさわしく、色が移り変わっていく様がうつくしいセットリストだったとおもう
正直季節外れっていう点でスノエクとWinterMoonはどうなのかなとおもったんだけど、weblackに対して白い世界で上塗りして圧倒するというストーリーを優先したんだなとおもったので結果オーライ。
 
 
○各曲のつなぎが丁寧に作り込まれていてうつくしい
今回のNEWSコンが非常に丁寧だなと思った理由はこれだったとおもう。繋ぎが細かく丁寧に施されていて良い仕事をしていた。すごいささやかなことも多いんだけれど、セットリストで非常に大事なことだと常々思っている。
当然だがライブであれば複数の曲を披露するわけで、この場合OPやアンコール明け以外には、必ず前曲からの流れというものが存在する。その流れを無視して曲を並べるだけでは、その曲の魅力は半減するし、逆にうまくつなげば魅力が2倍にも3倍にもなる。
今回特に唸ったのは白いマジックでのカメラへの書き込みによる繋ぎで、weeeekの入りと本編最後のSEVEN COLORSからアンコール明けWhiteLoveStoryへの繋ぎである。
まずweeeekの方は通常の繋ぎであれば「次はこの曲」と煽って流してもよいようなシーンだった。しかし、増田さんがカメラに向かったと思うと、マジックで曲のタイトルを書く。非常にさりげない導入だ。タイトルを文字で表現するという一見わかりやすく簡単な演出だが、それをドーム規模で成立させるためにカメラに対する「書き込み」にして成立させた点もすばらしいし、こういったさりげない工夫で次の曲への興奮度が高まると個人的にはおもう。
また、もうひとつはWhiteLoveStoryへの繋ぎだ。個人的にこれがいままでいろんなコンサートを見た中でも最上級にうつくしかった。
SEVENCOLORSを歌い終わり、エレベーターで地下へと去っていったNEWSが再びカメラの前に登場し、わちゃわちゃしながら白いペンを交互に持つ。最初はカメラにはみ出すように書いているので何が書かれたのかわからなかった。
そしてカメラが引かれて、現れた「LOVE」という4文字。「LOVE」かあ。ほんとうにNEWSはファンのことがだいすきなんだなあ。ほっこり。
この段階では単純にファンへのメッセージだと思った。ほんとうにNEWSはファンを甘やかしている。そう思っていたのに、アンコール明け、左のスクリーンに「White」、右のスクリーンに「Story」と映し出されてひっくり返る。
あわせると「WhiteLoveStory」
ファンへのメッセージをこめるのみならず、次の曲への布石としても機能しているのである。
なんてうつくしい流れだ。思い出しただけでぐっとくる。
また、CDの時点でinterがつけられていたBYAKUYAはジュニアによる群舞が添えられることで場の空気が高まっていく有様を感じたし、他に、濃い色、鮮烈な赤のイメージをもつKAGUYAについても傘を使ったジュニアのダンスパートが挟まる丁寧な導入を入れていて、次の曲へと自然に入っていける工夫が随所にみられた。KAGUYAの導入なんで黒い傘?とはおもったんだけど、やはり終始ジュニアのポジションは敵方のweblackだったとおもうので、ストーリーとして黒が正解なんだとおもう。
 
 
全員で楽しむ曲とパフォーマンスで魅せる曲のバランスがうつくし
NEWSはもともとバレーのためのユニットだったという経緯があるためか、比較的C&R曲やファンが踊れる曲が多いグループである。*2
近年でいうと、Whiteに収録されていたNYAROは本編とアンコールの2回披露されたが、掛け声が楽しい曲だ。チャンカパーナは4人のNEWSを代表する曲でファン全員で踊れる楽しい曲だし、10周年のアルバムに収録されている4+fanもクラップと掛け声でひたすら飛び跳ねるハッピー全開なハイテンションナンバー*3。また、恋祭りもジャニーズには珍しくタオルを振り回してはしゃぐタオル曲である。古くにさかのぼるとデビュー曲NEWSニッポンはファンのペンライトが振りにあわせて揺れる図が非常にうつくしい曲だし、希望〜Yell〜も同系統の曲だ。他にも今回のセットリストでいうと恋のABOやサヤエンドウも簡単な振り付けがつけられており、ファンが踊れるたのしい曲だ。
これらの曲はどの曲もファンが参加できるような曲になっている点が大きなポイントとなっていると思う。
一方でMr.WhiteやBYAKUYA~SuperSONICに代表される世界観を作りこんだ魅せる曲というものも前述のストーリーにあわせて用意された。
Mr.Whiteは表題曲として見事に今回のコンセプトである悪の組織と戦う戦闘員としてのストーリーを提示する役割を示していた。KAGUYAもシングルとしては濃い曲だが特徴も強い曲なのでどのように提示するのかと思っていたが、ばっちりPVの世界観をドームで再現していた。BYAKUYAは真っ黒な衣装で現れたNEWSが悪の組織役のジュニアと戦うというコンセプトが見て取れたし、その直後のSuperSONICはゴリゴリ踊るダンスナンバーでBYAKUYAから引き続きかっこいい=黒の世界観が作られていた。
やはり特に色に関わる曲は丁寧に演出をつけて、そうでない曲は本来NEWSの持つハッピーなイメージを強化して全員でたのしめる曲を選曲していた。
この両者のバランスが非常に心地よいバランスで、世界観に没頭したり、C&Rで楽しんだり踊ったり、という切り替えがあったのだが、それを前述の丁寧な繋ぎで全体の流れや気持ちを止めない工夫がされていてすばらしかった。
 
 
今回は3点に絞った説明をしたが、いかに細やかな気遣いのされた丁寧なセットリストだったか、雰囲気くらいは感じ取っていただけたとおもう。
こうして文章にする中でひとつひとつ振り返るとまた現場では見えなかったポイントに気付くことがあり、考え込まれたセットリストだったなということを感じた。やはり高学歴アイドルの名前は伊達ではない。
正直に言えばWhiteの前は、おかえりに溢れた美恋とアニバーサリー10周年のコンサートで、感情が溢れ出すような、NEWSという母体に対するストーリーの詰まったコンサートだったので、正念場は今年だろうなと思っていた。ただ、Whiteというわくわくできるアルバムがやってきて、あの伝説的な美恋と10周年を超えたその先に、どんな世界を見せてくれるんだろうと楽しみに会場に足を運んだが、期待していたよりもずっとずっとたのしかった。
いろんな波を超えてきたNEWSがとっても大きくなって東京ドームに帰ってきてくれたことがとてもうれしい。
わたし自身はNEWS担ではないが、こんな素敵なコンサートが出来るグループになっていたこと、ほんとうによかったし、とってもハッピーな気持ちで帰れた*4
NEWSのコンサート、さいこうだったよ!!!!ありがとうNEWS!!!!!
 
 
今回のセットリストは以下の通り*5
 
1. Mr. White
2. ONE -for the win-
3. 恋のABO
4. NYARO
5. weeeek
6. 恋祭り
7. バタフライ
8. フルスイング
9. ロメオ 2015
10. ESCORT
11. KAGUYA
13. WORLD QUEST [R-midwest Remix]
14. さくらガール
15. Weather NEWS
16. 勿忘草
17. あなた
18. Skye Beautiful
19. Black Jack -Inter-
20. BYAKUYA
21. SuperSONIC
22. SNOW EXPRESS
24. NEWSニッポン
25. 希望~YELL~
26. サヤエンドウ
28. 4+FAN
29. SEVEN COLORS
 
30. WhiteLoveStory
31. 渚のお姉サマー
32. 愛言葉
 
33. チュムチュム
34. NYARO
 
White 【初回盤】(DVD付)

White 【初回盤】(DVD付)

 

 

*1:2曲目のONEでは白を基調にしつつもカラフルな色を取り入れたジャケットに変えていた

*2:特にKAT-TUNとは比べるまでもない…

*3:余談だがやはり僕らファンタスティック!と叫ぶNEWSはこの日も二次元アイドルだった

*4:毎度のことながらアンコールで泣いていたけど・・・

*5:わたしが参戦したのはオーラス東京ドームのみだったので東京ドームのものを使用